大学教員とパンデミック

新型コロナウイルス感染症が蔓延する状況下での大学教員のストーリー

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

先の見えない不安

とにかく研究が進まない、というのが第一です。 マルチタスクで色々なことを同時にするのが苦手な私にとって(大学教員に不向きかもしれませんが…)初職に就き、その仕事に慣れる中で研究をつづける事だけでも精いっぱいなのに、コロナ過という環境の中でイ…

大変だけど、実はマイペースな暮らしに

コロナ禍になって、一番、困ったのは、オンライン授業への対応と見通しのなさでした。 私の勤務する大学は、途中から対面となったゼミを除いて、2020年度前期は遠隔授業でした。2020年度後期以降は、密を避けつつ原則対面。それ以後、ゼミ(4つ)と2つの講義…

大学ごとの対応にあわせるしかない

いくつかの大学で非常勤をしています。 同じ地域にある大学でも、授業をオンラインにするか対面にするかといった対応に差があります。その方針決定が早いところもあれば、直前まで決まらないところもあり、各大学組織の特徴が見えるなぁと感じています。 実…

学生に対するアンビバレントな思い

日常的に人工透析をしているため、対面で講義をしたり、個別に学生に会ったりするときには、いつも緊張しています(対面で学生と話すのは楽しくもあるので、気がつくとそうした緊張を忘れていることも多いのですが)。 また学内での学生の振るまい、たとえば…

在宅疲れ

大学からは昨年度末から対面を増やせと言われ続けていますが、今のところ全てリモートで授業をしています。 履修者数は平年より減った感がありますが、中国からビザがおりず、リモートで参加してくれる学生諸氏には、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私の…